火災保険に入らないのは、真冬に裸で外を歩くのと同じだと気づいた
アパート経営を始めるのであれば、火災保険は必須です。
火災保険に入るべきかどうか悩む必要はありません。なぜなら入るべきだからです。
なぜ入ったほうが良いのかをこの記事では解説していきます。
もくじ
保障内容は?
火災保険はよく勘違いされますが、「火災だけの保険ではありません」。
火災保険に加入するだけで、7つの保障(加入する会社による)を受けることができます。
1、火災
火災保険というだけあって、火災が起きたときに有効です。
部屋で火災が発生した時、または近隣からのもらい火などの火災による損害の補償がされます。
2、盗難、強盗などの破損
盗難や強盗などの、第三者の不法な行為による損害を補償します。
窓ガラスを割られた、カギを壊されたなどが破損にあたります。
3、水漏れ
他の部屋からの水漏れ被害や、自分の部屋から起こした水漏れの損害の補償をします。
マンションの場合は上の部屋からの水漏れで、自分の部屋が水浸しになってしまったときや、給排水設備の故障で部屋が水浸しになってしまったとき、下の階に水漏れで被害を与えてしまったときに補償されます。
4、破裂、爆発
破裂や爆発による損害の補償をします。
ガス漏れから引火し爆発がおこったり、薬品類の急激な膨張による破裂や爆発などの損害に有効です。
5、落雷
落雷でおきた損害の補償をします。
雷がおちたことで、家電製品や電気機器が故障してしまったときに補償されます。
6、津波や浸水などの水災
台風や集中豪雨などで損害がでたときの補償です。
大雨での床上浸水や、津波による被害がでたときに補償されます。
7、建物外部からの物体の落下・飛来・衝突
車の衝突や、飛行物からの落下による被害などの補償です。
野球ボールが飛んできて窓ガラスが割れた場合や、車の衝突による被害も補償されます。
保険料はどうやってきまるの?
保険料をきめるには、建物の構造を知る必要があります。
1、建物の種類
まず基礎になるのが、戸建か共同住宅なのかです。
一般的には、戸建てよりも共同住宅の方が保険の掛金が高くなる傾向があります。
同じ構造だとしたときに、2倍近く掛金は高くなるようです。
2、建物の材質
材質は、耐火構造か非耐火構造によって変わってきます。
耐火構造とは、建物の主要構造部が鉄筋や鉄骨、コンクリートを耐火被覆したもので、屋根と外壁がコンクリートやブロック、レンガ造などの、燃えない素材を使用した建物のことです。
非耐火構造とは、耐火構造以外の建物で、木造などの建物のことを指します。
分からない時は、不動産会社に聞くのが良いでしょう。
まとめ
火災保険は入っておかないと、もしものときに大きな自己資金が必要になるので必ず加入することをおすすめします。
また、火災保険はアパート経営では経費計上できるので、税金対策にもなっています。
アパート経営を始めたら、いつ火災などの被害にあうかわかりません。アパート経営を始めた日から必ず火災保険には加入して、安心して不動産の所有をしていきましょう。